吉野から最終目的地の高野山へ。
高野山は、平安時代の弘仁10年頃より弘法大師空海が修行の場として開いた神聖なる地なのです。
こちらが、高野山入口には大門で、左右には金剛力士像が安置されています。
たどり着いた瞬間にこの大門が目の前に!ほんとドキッとします。
今回は、一乗院(宿坊)へ一泊して朝のお勤めや、阿字観も体験しました。
日常にはない緊張感と、自分の中での振り返り、気づき、落ち着いた時間を味わう事が出来ました。
こちらは、金剛峯寺の寺内です。
残念ながら写真が撮れなかったけど、寺内の梅の間、柳の間などの襖の絵は本当に素晴らしかったです。
また、新別殿では、お茶の接待もあり、ゆっくりとそこにある空気を味わう事が出来ます。
こちらは、壇上伽藍です。
壇上伽藍の中には、胎蔵界大日如来像、四方に金剛界四仏が安置されています。
時間がなくて、敷地内のお寺をゆっくりまわる事ができなくて残念。
ほんとにここはもう一度ゆっくり回りたい場所です。
そして、最終日は奥の院へ。
奥の院は、弘法大師さまが御入定されている聖地と言われています。
一の橋から御廟までの約2キロメートルの道のりには、
樹齢千年を超える杉木や約20万基を超えるお墓が立ち並びます。
それを聞くと圧倒されて何か重い空気になりそうですが、感じたのは何かあるというよりも、
『無』の何もない浄化された感じを受けました。
伊勢→吉野→高野山ほんとに素晴らしかったです。
次回は、季節を変えてもう一度訪れたい場所です。
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